2014年5月30日金曜日

駅弁 東海道新幹線50周年記念弁当(東京・品川・新横浜) 1,000円 東京駅

2014年5月22日、東京駅の新幹線構内のお弁当屋さんで「東海道新幹線50周年記念弁当」を購入。

おかずの種類が多くて、カラフルなお弁当。

東海道新幹線50周年記念弁当

1964年10月1日、東京オリンピックの開催を9日後に控えた日に、東海道新幹線が開業した。開業から50周年の今年2014年、50周年を記念していろいろな企画が催される事になり、その企画のひとつとして、この「東海道新幹線50周年記念弁当」が発売されることになった。

「東海道新幹線50周年記念弁当」には、2つの仕掛けがある。駅弁マニア、鉄道マニアは、見事にはまってしまう仕掛けかもしれない。

ひとつは、このお弁当には3種類あるということ。

  • 東京・品川・新横浜
  • 名古屋
  • 京都・新大阪

この3種類。そして、それぞれのお弁当が売られている場所は、

  • 東京・品川・新横浜:東京駅、品川駅、新横浜駅
  • 名古屋:名古屋駅
  • 京都・新大阪:京都駅、新大阪駅
だ。

今回は、東京駅で購入したので、「東京・品川・新横浜」のお弁当を購入したことになる。駅弁マニアとしては、期間が終了する12月までに残りの2つも食べてしまいたい。

東海道新幹線50周年記念弁当
パッケージにも「東京・品川・新横浜」とある

もうひとつの仕掛けは、50種類のオリジナル記念カード。僕は幸いにして、鉄道マニアではないのでそれほど興味はない。でも、鉄道マニアの中には、50種類のカードを全て揃えたい、という人もいるんじゃないだろうか。

東海道新幹線50周年記念弁当
オリジナル記念カード。全部揃えるなら、あと49枚!

ということで、ようやくこのお弁当を食べる。

パッケージを開けると、色鮮やかなおかずが目に飛び込んできて食欲が一気に高まる。煮物の人参、玉子焼き、ピーマン揚げが鮮やかな色の源泉だ。

まずは白いご飯の上に乗っている穴子の蒲焼きからいただく。見た目よりずっと柔らかくて美味しい。白い俵ご飯にとってもよく合う。

なにげなく隣にある塩昆布を食べてびっくり。なんとわさびが効いている。すごく爽やかな風味で美味しい。

東海道新幹線50周年記念弁当
白い俵ご飯と穴子の蒲焼き

煮物のがんもどきも美味しい。水分が少なめでパサパサ直前の状態だけど、これが絶妙なバランスか。出汁がしっかりと効いていて美味しい。

がんもどきの横にある栗麸は残念ながらいまいち。出汁があまり染みていないのが残念。

東海道新幹線50周年記念弁当
煮物は色鮮やか。たこのコリコリとした歯ごたえが良い。

そして、パッケージを開いたときから気になっているあさり炊き込みご飯(深川めし)をいただく。あさりの風味が良い。

このご飯に乗っているのはもちろんアサリだけど、炊き込み御飯の味とは異なる。甘辛く醤油煮。生姜の風味がイイ。

東海道新幹線50周年記念弁当
深川めし最高。あさりの風味がたまらない。

再び煮物に戻る。人参は普通に美味しいというところだが、意外なことにパプリカが美味しい。出汁がしっかりと染み込んでいて、パプリカそのものの苦味のような風味と混ざってとても良い感じだ。

タコはコリコリと歯ごたえが楽しい。

そして、揚げ物たち。味噌カツとエビフライは、特別なことはなく普通に美味しいというところだが、かなりお腹が膨れる。満腹満足度がどんどん高まる。

東海道新幹線50周年記念弁当
お腹が膨れる揚げ物達

50という文字の焦げ目がなんだか楽しい玉子焼き。甘さがちょうどいい。

東海道新幹線50周年記念弁当
50周年記念の玉子焼き

これだけ多くの具材から構成されているので、目でも楽しめるし、舌でも多くの種類の味を楽しめるという喜びがある。最後の最後まで楽しめるお弁当だ。

「名古屋」「京都・新大阪」を食べるのが楽しみだ。

参考


東海道新幹線50周年記念弁当
東海道新幹線50周年記念弁当 東京・品川・新横浜

(おわり)

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